どうかしてる話

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突然ですが、私は日本の近代文学が好きです。

日本語ならではの表現、言葉遊び、当時の情景や社会情勢、当時の作家が生きた証が本に刻まれていて一種の教科書のように感じています。

このようなものが混ざり合って素敵な作品がたくさん世に出ているんだと思います。

そんな中、私は好きな作家は生い立ちまで調べるのですが、調べる中でその人の個性的な話や癖の強い話が何個も出てきます。

個人的に好きなエピソードは芥川龍之介と夏目漱石が近所で起こった火事を見に行ったときに職務質問をされた話が好きですね。

具体的にいうと、


警察官「どこから来た?」

 

芥川龍之介「家はあっちだから、あっちから来たとも言えるし、でも、火事場はこっちだから、こっちから来たともいえるし…」

 

警察官「もう行っていいよ(めんどくさいわ、この人…)」

 

夏目漱石「署まで行きますよ! 興味あるし」


こんなことを言ったとされています。

何してんだって感じですよね(笑)

私としてはこういったエピソードを知ることで、よりその作家のことを好きになります。

 

芥川龍之介や夏目漱石以外の作家のエピソードもあるのですが、今回はここまで。

こういった面白いエピソードが読める本が発売されているので、ぜひ手に取って読んでみてください。

もしかしたらあなたの好きな作家さんもいるかも…?

 

『文豪がどうかしてる逸話集』進士 素丸(著)

おすすめですので是非!

 

(担当:Me__)

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