祭り

祭り(イメージ写真)

 

この時期、私の住む地域ではたくさんのお祭りが開催される。

その中に「鳥越祭り」というお祭りがある。
この祭りは江戸時代から続く伝統行事で、地域の人々にとって一大イベントだ。コロナ期間の自粛も相まって、今年はいつも以上の賑わいを感じている。

鳥越祭りは3日間にわたり開催され、20万人以上の人が集まる。

屋台の数も250を数え、食べ物やゲーム、工芸品など多種多様な楽しみがそろっている。子どもから大人まで、誰もが楽しめる要素が満載である。

私も20年ほど担ぎ手として参加しているが、終わった後は肩の痛みと筋肉痛で3日ほどは社会復帰が難しいほどである。それでも、多くの人がこの祭りの日だけは日常のすべてを忘れ、このお祭りに集中する。 (集中する、、、といっても、基本はずっとお酒を飲んでいる状況ではあるが、、、、)

日本の「お祭り」は本当におもしろい文化だと思う。さまざまな人達が集まり、人に「振る舞う」ことを互いにしあっている。

多くの家がドアを開けたまま、人を呼び、お酒を振るまいあう。この風景はまさに日本の心を感じさせる瞬間であるように思う。

もっともっと、このような日本の「協調」の文化を世界に向けて発信していければと思う。

(担当:MATSURI)