58歳のじいさんがこれだけ、コテコテに装飾した、くだけた文章。こういうものが「おじさん構文」らしい。
”おじさん構文とは
「LINEなどのSNSで使われる中年男性特有の言い回しやメッセージ文のことである」
(出典:Wikipedia)
正確には構文というより、文体に近いもののようだ。
- 絵文字、顔文字の異常な多用
- 文末のカタカナ、感嘆符、疑問符の異常な多用
- 読点の多用
などなどが特徴とのこと。
仕事で、とある調べものをするまで私は「おじさん構文」という言葉すら知らなかった。流行語でもないようだし。
一部のセクハラ上司やキャバクラ通いの下心満々の50歳前後のおじさんたちがLINEなどで一生懸命使って、ウザがられていると報じるメディアもあった。
還暦も近いじいさんにもなると、むしろ読点だけの無機質なチャットで相手に恐怖感を与えることがあるという。
私はライターになろうとして挫折した痛い経験を持つ。かつてオンラインサロンのオフ会で、敏腕高校生ライターから面と向かってこんな指摘を受けた。
「petit lover兄さんのdiscordのコメントって読点だけで終わっているので、そっけなく、冷たい感じがして少し怖い印象を与えますよ」と
せめて赤くない「!」くらいつけてレスの最初の文末を締めたほうが良いらしい。絵文字も くらいつけると印象が良いとも。
そして適度に相手の使用頻度や顔文字か絵文字かに合わせ少なめに使うことが大事ともアドバイスされた。
私は副業でカメラマンとして活動している。個人客相手なのでチャットでメッセージをやり取りすることが多いのだが、この時のアドバイスが生きている気がしている。「気がしている」時点で「おじさん構文」になっているのかもしれない
(petit lover兄)