スタッフが夏休みに北海道に行ったという話を受けて、3年前に行ったワーケーションを思い出しました。
車にキャンプ用品と登山道具を詰め込んで、茨城県の大洗港へ。フェリーで北海道に向かいました。
翌日、苫小牧港に着き、車で移動しながら予約していた宿と観光地、山を回り、3日かけて知床へ。知床では5泊6日のテント泊をしながら、羅臼岳を登ったり、知床五湖を歩いたりすることができました。
その後、網走でもテント泊をし、富良野で2泊ホテルに泊まり、苫小牧港からフェリーで帰路につきました。
2週間という長い行程でしたが、通信環境が整えばどこでも仕事ができるということを実感しました。働き詰めだと仕事に集中できないこともありますし、心と体に良くありません。気持ちを明るく保ち、趣味やプライベートとのバランスが取れていれば、仕事も前向きに取り組めるのではないかと思います。
労働時間の管理は本当に難しく、こちらの理想と法律とが一致していないと感じることがしばしば。先日、社労士との面談があったのですが、私が「スタッフの理想の働き方は、残業のない裁量労働制です」とお伝えしたところ、「それなら全員業務委託がいいのでは?」と返されました。
業務委託にすれば、人事管理や給与計算の手間が減りますし、ほかにもメリットが多いです。しかし従業員数が少ないと、国の補助金や大きなプロジェクトを動かすときに「本当にできるの?」と半信半疑で見られてしまいます。難しいところですね。
「ライフワークバランス」と言われるようになってから随分経ち、1年半前も同じようなことを書いていましたが、世間の目や法律が変わらない限り、この問題は続きそうです。
(担当:Chevalier)