言葉が文化を作り、人を作る
lapis
日本語の美しさ。
「日本語」は世界中を見ても本当に特殊な言語だと言われている。
- ひらがな:約100文字
- カタカタ:約100文字
- 一般漢字:約3000文字
- ローマ字:26文字
の文字数を操る。
そして、同じ言葉でも発音のしかたによって意味が変わったり、ひとつの事象を表す言葉が何種類もあったりする。
花の散り方だけでも、いろいろな表現をつかうのは日本語・日本人ならではないかと思う。
- 桜:散る
- 梅:こぼれる
- 菊:舞う
- 椿:落ちる
- 牡丹:崩れる
この言葉があるから、この感性が生まれるし、それが文化につながる。
日本人は自己主張が苦手である。
それが、良い・悪いではなく 「自己主張を抑えて、相手と協調する事を好む」し 、「言葉にならない相手の気持ちを察する」ことをする。
これも、日本語によく表れていて、だからこそ、その場面場面にそった言葉が多くあらわれてくる。
言葉が文化を作り、人を作る。
今は世界的な円安のなかで、経済もなかなか上向かない難しい状況ではあるが、このような中だからこそ、日本人はこの特徴を活かし、世界と渡り合っていければと感じる。
(担当:ぼたん)