著作権、どれくらい理解している?

lapis

9月は最後の最後に少し涼しくなったものの、秋らしさを感じることなく終わってしまいました。
「おーい、秋! どこ行った~? 隠れてないで出ておいで」という感じです。

さて、秋についてはともかく…。
先日、生成AIを使い、声優の音声を創り出して無断利用した動画がSNSに投稿される事態が相次いだ…というニュースを目にしました。

▶ コナンのAI偽音声で歌 声優側困惑 – Yahoo!ニュース

著作権は、作品を作った人が持つ権利で、作品がどう使われるかを決められる権利です。

この「作品」の中には、小説や音楽、舞踏、絵画、建築物、写真、映画、プログラム…などがあり、「声優の音声」も著作権で認められています。

ちなみに、著作権を侵害すると10年以下の懲役、または1000万円以下の罰金など、相手方に訴えられてしまうと大変なことになってしまいます。

イメージ写真

「著作権」の中身についてきちんとした知識を持っている人はどれくらいいるのでしょうか。私自身はきちんと学んだことはなく、仕事をしながら調べて、なんとなく理解している…という感じです。

それは、インターネットが急速に広まってことと関係あるような気がします。

日本でインターネットが一般家庭に普及し始めたのは1990年代半ばごろ。
携帯電話が普及し始めたのは2000年代、スマホが普及し始めたのは2010年ごろです。

いま、40代後半の人が社会に出たころに、社内でパソコン環境が整いはじめ、携帯電話を持つ人が増え始めた…といったところでしょうか。

親世代が理解できていないのですから、子どもに正しい知識を与えることができません。

ネットリテラシーの授業を開催している学校が増えてきていますが、できれば会社や行政でも積極的に無料講座を開催してもらえるといいなぁと思います。できれば1回だけではなく、数回に分けて。そして、定期的に開催してもらえるとありがたい…。

(担当:lapis)

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