紙の辞書ならではの楽しみ方…?
lapis
弊社は、いま、外国人が日本語を覚えるときに「オンラインかるた【KARUTAP】」を使ってもらおうと、JETRO(日本貿易機構)のサポートを受けながら海外展開の準備をしています。
外国人が日本語を覚えるときには、平仮名・カタカナ・漢字を覚えなくてはいけないから大変ということは分かっていたのですが、同音異義語が多いことにも苦労するのだそうです。
スマホなどデジタルで意味を調べると、当然のことながら該当する言葉の意味しか分かりません。でも、紙の辞書を使うと、同じ音の言葉がたくさん並んでいることにびっくりします。
たとえば、「はし」には「橋、箸、端」、「こうしょう」には「交渉、鉱床、考証、公証、高尚」などなど…。
ちょっと無理をすれば、同じ音だけで文章が作れます。
「端から端まで橋を渡ると、箸屋がある」
「校長が校章を考証し、新しい校章を作るために工匠と交渉している」
実際には、わざわざこんな分かりづらい説明はしませんが、こういう言葉遊びができてしまいます。
デジタル辞書の方が便利ですが、たまには紙の辞書も引いてみてください。
知らずにほかの言葉まで目に入ってくるので、意外と楽しいですよ?
(担当:lapis)