私は、抵抗なく一人で外出するタイプです。
先日、博物館に行ったことを友人に話したら、大変驚かれました。
今は機会が減ってしまいましたが、旅行も一人で行くことがあります。ツアーでは行きたいところに行けなかったり、思う存分同じ場所に滞在できないため、旅程も自分で組み、交通手段を手配しています。
でも、驚いた友人の気持ちも分からないわけではありません。
私も社会人になって間もない頃は、同じものを見て感動し、その感想を語り合える相手がいた方が楽しいと思っていました。
今回の友人との会話がきっかけで、なぜ私は一人で外出するのが好きになったのか、どういう人が一人で行動するのか考えてみました。

2021年に学術誌 Current Issues in Tourism に掲載された研究では、一人旅をする人と、しない人へのインタビューを行ったところ、一人旅をする主な動機として自由、自分の意思で行動できること、柔軟に予定を変えられることなどが挙げられているそうです。
一方、しない人は、安全面への不安や費用、周囲との関係などが、一人旅をためらう要因にもなっているそうです。
また、国内の一人旅経験者を対象とした調査でも「一人の旅行が好き」「一人のほうが気楽」といった理由が上位に挙がっていることを知りました。
確かにその通りだと思いました。
冒頭で触れたように、行きたい場所に行き、好きなだけ滞在できることもそうですし、誰にも気を使わず過ごせるのは、一人旅の醍醐味かもしれません。
私はいつの間にか、一人で行動することの楽しさに気付いてしまったのでしょう。
今も誰かと出かける楽しみはありますが、一人なら自分の関心の赴くままに、納得するまで時間を使うことができます。
一人で行動することは、楽しみ方の選択肢が増えることなのではないでしょうか。
誰かと感動を分かち合う時間も、自分の関心と向き合う時間も、どちらも大切にしていきたいと思います。
(担当:Chevalier)

