「免許」の意味を考えてみた。「免」ってなに?

lapis

3月も半ばを過ぎ、暖かく感じる日も増えてきました。
関東平野部に住む私にとって、春を感じるようになる要因のひとつが「雨」です。

これ、雪国の人も同じですね。
気温の上昇にともなって雪ではなく雨が降るようになるんですから。

でも、関東は違います。
関東の平野部では、冬はあまり天気が崩れません。
基本的にはずーっと晴れているんです。もちろん曇っている日もありますけど、冬の間は、乾燥注意報が出ている日の方が多いのではないかと思うくらいです。

それくらい晴れ続き。
だから、雨が降ってくると冬の終わりを感じるわけです。

さて。前置きが思った以上に長くなってしまいました。
今日の話題は「免許」について。

これまであまり深く考えたことがなかったんですが、「免許」って文字通り「許す」ことなんですよね。

本当は禁止していることを、条件を満たした場合のみ特例として許しているのが「免許」。
たとえば運転免許の場合、公道を車で走るのは原則禁止だけど、運転方法やルールをきちんと習得した人には特別に公道を車で走ることを許してあげよう…という感じです。

で。私が次に思ったのは「免」って「まぬかれる」とか「逃れる」という意味だから、「許しを免れる」「許しを逃れる」になってしまって、ちょっと意味が分からない…ということです。

というわけで、気になって仕方なくなってしまい、きちんと調べてみたところ…。
「免」そのものに「ゆるす」という意味がありました…。
ですよねぇ…。「~に免じて」という使い方がありますものね。
この「免じて」という使い方をしたときには、義務や負担をなくす、許すという意味でした。

ほかにも「免」という字を「許す」という意味で使っているのが「ごめんなさい」。これも、あえて漢字で書くのであれば「御免なさい」と書きますよね。「許す」という意味の「免」に接頭語の「御」が付いたが付いがもので、鎌倉時代には使われていたそうです。

といっても、本来は許す人を敬う言い方として使われていたものが、室町時代に入ってから許しを求める言い方になったようです。あとは免除とか、赦免とかも「許す」という意味で使われています…。

ちなみに「免」という字は会意文字(複数の漢字を組み合わせて、新しい意味を表す漢字)で、母体から胎児を取り出す、転じて「抜け出る」という意味になったそうです。この漢字の成り立ちにもビックリです。

小学生のときに、分からない言葉はきちんと辞書を引いて調べる…ということを徹底して教えこんでくれた先生がいたのですが、「免許」という言葉は知っている言葉だったので、まともに調べたことがありませんでした。

普段何気なく使っている言葉にも、まだまだ不思議があるようです…。

(担当:lapis)

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