SNSとファクトチェック
7月20日の参議院選挙投票日前後から、私の政治への関心はより高くなりました。
各政党や候補者がSNSを積極的に活用した情報発信を行い、そのSNSが票を分ける要因のひとつになったとも言われています。私自身も日頃から、国内外の政治家のアカウントや政策、社会情勢のSNSをよく見ています。
SNSは手軽に情報を得られる便利なツールですが、一方で情報の切り取りや誇張された内容も散見されます。そのようなことがあまりにも多いため、自身からの発信を見て判断してほしいと政治家自身が公言したり、記者会見で意見を求められた政治家が当時の発言状況を振り返りながら、真意を正確に伝えた場面を何度か見たりしました。
私自身もXの投稿内容に共感して「いいね」をしたのに、後から「コミュニティノート」という形で投稿内容の事実関係が通知され、「いいね」を取り消したことが何度もあります。
そのため、SNSから得られる情報を鵜呑みにせず、ファクトチェックを行うことが非常に重要だと感じるようになりました。
では、どのようにしてSNS上の情報の真偽を見極めれば良いのでしょうか。
いくつか調べてみました。
①情報源を確認する
- 誰が発信している情報なのか(公式アカウントか、個人アカウントか)確認してみましょう。
- 信頼できるメディアや公的機関の情報と比較してみましょう。
②複数の情報源を比較する
- ひとつの情報だけでなく、複数のメディアや視点から同じ情報を探してみましょう
- 異なる意見や見解にも目を通し、多角的に情報を捉えましょう。
③具体的な情報か確認する
- 「~と言われている」「~のようだ」など、曖昧な表現に注意しましょう。
④具体的なデータや根拠が示されているか確認する
⑤感情的な表現に注意する
- 強い言葉や煽り、感情的な表現が多い情報は、意図的に特定の意見に誘導しようとしている可能性があるそうです。
⑥画像や動画の真偽を確認する
- 加工された画像や、文脈と異なる動画が使われている場合があるそうです。
- 過去の出来事を現在のことのように見せている可能性も考慮しましょう。
⑦一次情報にあたる
- 可能であれば、SNSに投稿された情報だけでなく、その元となる公式文書、議事録、記者会見の内容などを直接確認しましょう。

SNSの真偽を確かめるのは、骨の折れる作業です。しかし、これらのポイントを意識することで、SNS上の情報をより正確に判断し、誤った情報に惑わされるリスクを減らすことができるのではないでしょうか。
また、SNSは手軽であるものの、AIの働きで偏った情報が集まりがちです。ほかの手段で世論や報道を見て、これまで自分が集めてきた情報と比較することも必要かもしれません。
情報があふれていて手軽に入手できるいま、私たち一人ひとりが情報の真偽を見極める力を養うことが必要なのではないかと思いました。
それにしても、首相官邸をはじめ、各省庁、総理大臣、各大臣、そして各国の要人のSNSを毎日閲覧し、国会中継をこんなに見る日が来るとは思いませんでした。
政治は遠い世界でしたが、身近に感じる今日このごろです。
(担当:Chevalier)
