十二支

president

2025年が終わろうとしている。

日本では西暦に加えて、干支(えと)でも年を表している。
これは紀元前のインド・中国で考え出されたもので、木星の動きに起因すると言われている。(木星の公転周期が約12年のため、その周期に合わせて1年を分割していた。)

そして、12年(十二支)を表す漢字が当初非常に難しい漢字であったため、それを世に広めるために分かりやすい動物を当てはめたようである。

この十二支は『月』を表すだけではなく『時間』や『方角』も表す。
たとえば『辰巳』の方角は南東を表すし(オリンピックが行われた東京の辰巳地域は皇居からみて南東の方角)、昼の12時を『午』と表すので、それより前を『午前』、それより後を『午後』という言い方をするなど、現代でも多くのなごりが残っている。

このような昔ながらの考え方を意識してみると、いろいろな気づきがあるものである。(先日、旅行先で申酉塚を発見した。)

2025年(巳年)もあと1ヶ月。 最後まで充実した日々をおくれるようにしていこうと思う。

(担当:乙巳)

PAGE TOP
記事URLをコピーしました