冬の風物詩と言えば…?

lapis

11月に入ってようやく…本当にようやく寒さを感じるようになってきました。それでも、昼間に移動している分には厚手のコートを着なくてもよさそうな日もありますが…。

これくらい寒くなると、朝から太陽が出ていれば…関東の場合、冬は圧倒的に晴れ間が多いのですが…干した洗濯物から白いモワモワっとしたものが立ち上がることがあります。

これはなんなのでしょうか?
洗濯物の方が外気温より高いため、水分が蒸発していく瞬間が目に見えているのです。

もう少し詳しくいうと…。

洗濯物に含まれた水分が蒸発すると…気体になります。
気体は無色透明なので目に見えません。これが「水蒸気」。

その水蒸気が冷たい外気に冷やされて、小さな水滴になったものが「湯気」。これが洗濯物から白くモワモワっと立ち上がって目に見えているワケです。

普段、あまり気にすることのない、濡れたものが渇いていく状況が見えて、ちょっと得した気分になります。

冬の風物詩と言えば、洗濯物から立ち上がる湯気…ではなく「霜柱」。

踏みつぶしたときの「サクサクっ」とした感触が楽しくて、いまでも見つけると思わず踏みたくなります…。

霜柱はどうやってできるのでしょうか?

調べてみたところ、土の表面が凍ると、その凍った部分を目指して土の中の水分が集まり、土の表面に到達した水分が冷たい外気にさらされて凍る…ということが繰り返されて押し上げられたものだそうです。

私の家の近くではまだ霜柱を見かけることがありませんが、見つけたら、その成り立ちを思い出しながら…踏みつぶそうと思います(笑)

(担当:lapis)

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