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子どもたちがつくる「居心地のよい場所」を、データで確かめる――小学校の居場所づくりをMOTiON.EDGEで支援

千葉県内の小学校では、子どもたち自身が学校の中に「居心地のよい場所を考え、つくる取り組み」が企画されています。
学校における居場所づくりを通じて、不登校への対応にもつなげようとするものです。

「居場所づくり」という言葉からは、大人が子どものために場所を用意する姿を想像しがちです。
この取り組みでは、総合的な学習の時間を通じて、子どもたちが自分たちにとっての居心地のよさを考え、場所の使い方を工夫します。

人が集まっている場所が実際にどのように使われているかを知るということは、どういうことなのでしょうか。

私たちはこれを「つくった場所が実際にどのように使われているかを、どう確かめるかということ」だと考えています。
人が集まる場所や、しばらく過ごす場所を知ることは、子どもたちが自分たちの考えを振り返る手がかりになります。

ジオグリフは、この学びを支えるため、人が集まる「引き寄せ場」と、そこで過ごす「居続け場」を可視化する仕組み「MOTiON.EDGE」を提供しています。子どもたちは、思い描いた場所の使われ方と実際の様子を照らし合わせ、気づいたことを次の工夫につなげていきます。

この過程で、何を知りたいかを考え、データを集め、読み取り、試して、また確かめる。
そうした経験を通じて、自分たちで改善を続ける姿勢が育まれることを期待しています。

そして、場所の居心地のよさをデータだけで決めるのではなく、子どもたちの実感や対話と合わせて考えることも大切です。

MOTiON.EDGEには、コンピュータビジョン、現場のAI端末で処理するエッジ技術、空間の使われ方を可視化するデジタルツイン技術を用いています。カメラで得た映像を現場の端末で処理し、可視化に必要な位置や人数などの情報に絞ってサーバーへ送信します。サーバーでは、時間帯ごとの人の集まり方や滞在の傾向をダッシュボードに表示します。個人を特定する情報を取り除き、映像や個人識別につながる情報をサーバーへ送らない設計にすることで、子どもたちのプライバシーにも配慮しています。

この技術は、設置環境や接続条件と整えていくことにより、既存の監視カメラを活用して、その場がどのように使われているかを可視化できます。
これまで施設の保守や防犯を主な目的としてきたカメラに、空間の使われ方を知り、よりよい場づくりに生かすという新たな付加価値を加えられると期待しています。

関連動画
  1. 「MOTiON.EDGE」を設計するにあたり、まずは「居心地が良い場所」というのは、実態としてどういう振る舞いになっているのかを考えました。
    その「人の振る舞いのパラメータ」をもとに 人が居続けている場所 人が寄ってくる場所 を解析し、可視化しています。

  2. 波紋は、「人がどこに居ることが多いのか?」をヒートマップとともに「その居続け場」「引き寄せ場」がどのように生まれているのかを『程度』の強さとともに表示しています。

    ・黄色の波紋:居続け場(仮称)
    ・紫色の波紋:引き寄せ場(仮称)

  3. 子どもたちの個人情報に繋がる情報を取得せずにどのようにデータ化するかを考え、エッジAIによる処理をすることで位置情報からの解析結果のみを載せています。
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