実績
弊社は、2022年度、兵庫県加西市の「加西市STEAM教育推進事業支援業務」を受託しました。
2023年度も引き続き協力しています。
STEAM教育に関し協力できること
- STEAMプログラムの企画、立案、および運営業務
- 非認知能力育成のためのデータ利用、および評価システムの作成
- ICT端末等を利用したデータの集積と解析、教育現場へのフィードバック支援
探究学習プログラム
現在、次の12種類の「探求学習プログラム」を提供しています。
ご興味をお持ちの方は、ぜひ、お問い合わせください。
①新しい遊具メイキング
テーマ:「楽しい」を考える
- 「新しい遊具を創る」ことをテーマに、遊具の何が「楽しい」と感じるのかを考え、新しい遊具を想像して描いてみよう。
想定対象学年 | 小学校1年生~4年生 |
標準的なコマ数 | 4コマ(宿題あり) |
パッケージ価格(税込み) | 企画調整費 49,500円 講師料 16,500/コマ 合計 115,500円(別途旅費交通費) |
②ゲームリメイク
テーマ:価値の置き換え
- 例えばトランプゲームをテーマにゲームルールのプログラム構成を考えみよう。
- 勝敗を決める「価値基準」を変えてみることで、ゲームのリメイクに挑戦してみよう。
想定対象学年 | 小学校4年生~6年生 中学生 |
標準的なコマ数 | 4コマ(宿題あり) |
パッケージ価格(税込み) | 企画調整費 49,500円 講師料 16,500/コマ 合計 115,500円(別途旅費交通費) |
③ショート ショート クリエイト
テーマ:構造理解
- 白い紙に絵を描き始めるデッサンを通して、絵を描くためには大枠の構造が必要だということを知ろう。
- ストーリーを描く大枠の構造(起承転結など)をショートショットを作成することで体験してみよう。
- 書くことを通して、算数の文章題の文の構造を理解できるようにしよう。
想定対象学年 | 小学校4年生~6年生 中学生 |
標準的なコマ数 | 4コマ(宿題あり) |
パッケージ価格(税込み) | 企画調整費 49,500円 講師料 16,500/コマ 合計 115,500円(別途旅費交通費) |
④なぜ? たとえば? ということは?
テーマ:意見・感想を書く(話す/聞く)
- 「事実を並べる」から、「意見や感想を言葉にする」に移行するための体験学習プログラム。
- 3つのキーワードを通して自分の意見や感想を形作っていこう。
- 高学年向け:「問いかけ」として利用し、議論を深める体験的な学習。
想定対象学年 | 小学校3年生~6年生 中学生 |
標準的なコマ数 | 4コマ(宿題あり) |
パッケージ価格(税込み) | 企画調整費 49,500円 講師料 16,500円/コマ 合計 115,500円(別途旅費交通費) |
⑤「思い込み」探し
テーマ:ミスコミュニケーション
- 文章から絵を描く。それぞれの描く絵が違うことを通してミスコミュニケーションが起こっていることを体験しよう。
- ミスコミュニケーションが起こらないための工夫について考よう。
- 低学年向け:「十人十色」ゲームにつなげる。
想定対象学年 | 小学校1年生~6年生 中学生 |
標準的なコマ数 | 4コマ(宿題あり) |
パッケージ価格(税込み) | 企画調整費 49,500円 講師料 16,500円/コマ 合計 115,500円(別途旅費交通費) |
⑥突きあい・付き合い・お付き合い
テーマ:自己概念の形成・成長
- ストーリーを設定、チームに分かれてストーリーの役どころの意見を考えてみよう。
- ストーリーは学年やクラスごとに創作。役どころのポジションからディベートを行うことで、立場によって意見が変わってくることを体験しよう。
想定対象学年 | 小学校3年生~6年生 |
標準的なコマ数 | 4コマ(宿題あり) |
パッケージ価格(税込み) | 企画調整費 49,500円 講師料 16,500円/コマ 合計 115,500円(別途旅費交通費) |
⑦問題のツボを探そう~因果ループ図作成講座~
テーマ:問題の気づきと構造化⇒対策
- 身近な問題から地域の社会課題まで、因果関係を考えながら全体の構造を把握しよう。
- 部分改善が全体改善に繋がるポイントを見つけ出してみよう。
想定対象学年 | 小学校1年生~6年生 中学生 |
標準的なコマ数 | 4コマ(宿題あり) |
パッケージ価格(税込み) | 企画調整費 49,500円 講師料 16,500円/コマ 合計 115,500円(別途旅費交通費) |
⑧自分の中の「妖怪」探し
テーマ:推論と創造、自己概念理解
- 日本に妖怪が多のは、実は江戸時代から「悪いのはそれをさせる悪いものがいるから」と考えていたから。自分の中の「妖怪」を見つけて表現してみよう。
想定対象学年 | 小学校3年生~6年生 |
標準的なコマ数 | 4コマ(宿題あり) |
パッケージ価格(税込み) | 企画調整費 49,500円 講師料 16,500円/コマ 合計 115,500円(別途旅費交通費) |
⑨人生ゲームづくり
テーマ:人生をデザインする
- 「あるある人生」「あるある?人生」をイメージしながら、ターゲットに近い人にヒアリング。地域で育ち、地域で生きる人生デザインゲームを作ってみよう。
想定対象学年 | 小学校5年生、6年生 中学生 |
標準的なコマ数 | 4コマ(宿題あり) |
パッケージ価格(税込み) | 企画調整費 49,500円 講師料 16,500円/コマ 合計 115,500円(別途旅費交通費) |
⑩未来のまちづくりワークショップ
テーマ:まちの将来の想像を楽しむ
- 「主体」「目的」「実現手段」の3種類のカードを用意。カードの組み合わせで「まちづくり」を考えるカードゲームを作ろう。
※ゲームは親が決めたテーマに対し、参加者がカードの組み合わせで「まちづくり」を提案。提案された「まちづくり」の評価ポイントを競います。
想定対象学年 | 小学校5年生、6年生 中学生 |
標準的なコマ数 | 4コマ(宿題あり) |
パッケージ価格(税込み) | 企画調整費 49,500円 講師料 16,500円/コマ 合計 115,500円(別途旅費交通費) |
⑪正解の無い問題の決め方とは?~新しい多数決の体験ワークショップ~
テーマ:情報の重みづけ
- 択一で多数決を取るのではなく、おもちゃのお金を配分して選択肢の重みづけをするワークショップ。
- いくつかのアイデアから選択をしなければいけないストーリーを創造しよう。
※協働しながら予算感覚と実現選択をするシミュレーションゲーム。地域の時事問題を利用すると効果的です。
想定対象学年 | 小学校5年生、6年生 中学生 |
標準的なコマ数 | 4コマ(宿題あり) |
パッケージ価格(税込み) | 企画調整費 49,500円 講師料 16,500円/コマ 合計 115,500円(別途旅費交通費) |
⑫考えるための情報削除
テーマ:概念化
- 情報や知識が多くなると、人は情報や知識に縛られてモノゴトを考えられなくなる。「考える」ためには要点を見つけ、意識的に情報を削除していく必要があります。情報削除を通して思考の幅が広がることをワークショップを通して体験しよう。
想定対象学年 | 小学校5年生、6年生 中学生 |
標準的なコマ数 | 4コマ(宿題あり) |
パッケージ価格(税込み) | 企画調整費 49,500円 講師料 16,500円/コマ 合計 115,500円(別途旅費交通費) |
STEAM教育とは
STEAMとは、「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Arts(芸術)」「Mathematic(数学)」の5つの単語の頭文字から作った造語です。
『STEAM教育』とは、自分自身の興味関心や違和感から自分なりの課題を見つけ、その課題に取り組む方法を組み立てていく行動を身につけるトレーニング体系です。
このトレーニング体系は、知識の「理解度」や「確かさ」などペーパーテストで計測されるような結果を求めていません。
「そもそもの興味関心」「課題に対する取り組み方」や、計画力、行動力、発想力、他者との協働、もしくは取り組み方法や結果などを人に伝える力(表現力)等々、「非認知能力」を伸ばしていくことに重点が置かれています。
目指すべき場所があり、そこにたどり着くこと、追いつくことが「正しい」とされた世の中ではなくなりました。
多種多様な価値観や、その多様な価値とのさまざまな折り合いの付け方が考えられるなかで、「唯一の正解」がない社会が到来しています。
STEAM教育というトレーニング体系は、「正しい答え」にたどり着くことが目標ではありません。
「正しい答え」がないなかで、仮説を掲げ、その仮説を検証する方法を考えること。
そして検証結果を表現し、考えをまとめ、次の取り組みを模索していく力を育てていくことを目標にしています。

Science/科学
仮説を確かめるために実験と検証を繰り返すこと、その工程で得られた知見。

Technology/技術
経験を通して取得・確立した各種手法。

Engineering/工学
課題に対してさまざまな技術の組み合わせを考えていくこと。

Arts/芸術
さまざまな経験・体験を通して得る、感性とその表現。絵や音、文章、詩、造形、理念、哲学的なものなどに結実させていくこと。

Mathematics/数学
言葉の意味や概念を決めていくこと。
疑問や課題をわかりやすい言葉で意味や範囲を決めていくこと。
「非認知能力」を認知するために
これまでルーブリック評価は、評価する人間の主観や受ける印象の強さに左右され、客観的な指標になりづらいところがありました。
そこで360度カメラで授業風景を録画し、「空間としての映像記録」を用意します。
そうすることで、一人ひとりの目立ちづらい特質の発見も含め、データに基づいた評価が可能になります。
- 教室に360度カメラを設置し、授業を記録する
- 黒板を使って授業を行う…という授業風景の場合、教師の目は教室をすべて見渡せているとは限りません。
そこで、特定の授業で教室内に360度カメラを設置し、授業の様子を録画します。

- 「振り返り授業」として、録画した授業を見直す
- 360度カメラで撮影した授業風景を、後日「ワークショップ」形式で見直します。
このとき、ただ録画映像を見るのではなく、ワークショップを通して気を付けたいこと、見つけたいことについてのリストを用意します。
その「力」について、誰がどのように発揮しているのかを見つけていきます。

- 子ども同士が友だちの「いいところ」を認識・発見
- 授業風景を見直すことで、フォローが上手な子、盛り上げるのが上手な子、気配り上手な子、聞き上手な子など、ふだん見逃していた一人ひとりの「個性(特質)」が見えてます。
子ども同士が友だちの「いいところ」に気づき合い、非認知能力や多様な個性(特質)を認識できます

- 「自己肯定感」「自己効力感」につながる
友だちから「いいところ」を指摘されることで、自己肯定感、自己効力感につながります。
